まなび隊〜その2〜
こんばんは。
センター長の湯澤です。
まなび隊が・・・少しずつですが、
「注目」を集めはじめているとかいないとかで・・・
少しだけ、以前のブログに補足をします。
まなび隊とは、「就職活動」また「就労した際」・「生活の場」でなどで
最低限、必要な漢字や計算を、個々の修得状況にあわせ、勉強します。
何故?こんなプログラムが必要だったか、
漢字の基本的な読み書きや、文章作成などが難しいために
就職活動をしても、上手くいかない層が、
特に、20代・30代の方を中心にいらっしゃいました。
不登校になってしまい、学校で勉強が出来なかった方、
家の環境が「学習」できるような場でなかった方など・・・理由は様々ですが
「障がい」とはまた、異なる理由です・・・
例えば、「求人票」を見て、『給与』と読めなければ・・・
何のことかわかりません。
履歴書を作成するのに、『志望動機』と読めなければ何を書いていいかわかりません。
「求人票」や「履歴書」も読めるかどうかです。
実際にスタートしてみると、
小1年生からスタートする方もいます。
※前回は・・・確か・・・小1から2名
小2から1名 小6からが3名とかだったはずです。
参加されている方の多くが、
基本的な読み書きや計算が「できない」ことは自覚しながらも
誰にも言えず?聞けずにいたのです。
まなび隊は・・・基礎学力を身につける効果はもちろんですが
次の3つのことが、「副産物」でありますが効果的に身につきます。
①わからないことを「尋ねる力」
まなび隊の場では、勉強しに来ているのでわからないことばかりです。
わからないままにしておくであれば、来ている意味がありませんので、皆さん
はじめは緊張しながら「尋ねる」・「聞く」しかないので、自然と出来るようになっています。
②わからないことを「調べる力」
①に関わることですが、聞いてばかりはいられません。
わからないことを辞書や参考書など見て、調べます。
⇒少しずつではありますが、自身の問題解決能力が身につきます。
③学習する習慣
働きはじめると・・・その「仕事」について深めていくため、学ぶことが重要です。
これって、当たり前のように見えて、学校を離れると、中々、難しかったりもします。
大人になって週1ではありますが、学習する場に参加することで、再び「学ぶ」ことが習慣化されます。
以上、長々と書かせて頂きましたが・・・
「大人」の学習支援を通じて、変化すること見えてくる課題は
結構あるのかなぁとこと思います。
ではでは・・・